前野めりインタビュー【No3/4】

このブログを開設する際に、めりさん（前野めり）に連絡をしたら「ちょうど個展あるし、きたらー」と言ってもらえたので本当にガッツリ泊まって制作している場にいさせてもらった。

めりさん家には何度か泊まっているので、気をつかって話さなくてもいつも平気。

おそらく作品の写真撮影とか、DMをつくるとかそんなんがあって、めりさんの制作している場にいることは何度かあったけど、あんなに楽しそうに制作をしているめりさんは初めてな気がする。

だから今回は個展のテーマにふれようと思う。なぜならみんなが『素』のめりさんを知ることができるキッカケだから。

今年のテーマは「自由になりたい！」

今年（今回の個展も含めて）のテーマは「自由になりたい！」らしい。
「自由」って何かときかれたら難しすぎて、ぼくには答えれない。

めりさんにとっての今回の自由は「内心、憧れていたことをやってみる。憧れをできる心境にあるということ（芸大生の時にできなかったことへの憧れ）」、「彼氏が欲しい、パートナーが欲しいと言っていたのに、いなくなってどこか解き放たれた自由」そういうのがある。

それが全てではないけど、一緒に話していて、ぼくはそう感じた。

『自由』に向かって解き放たれためりさんは、めちゃくちゃだけど、めりさんらしい。

びっくりしたのは「夜、寝る前に映像をつくることが日課やねん」って言葉。
刺繍をしている時はそんなこと言っていなかったし、聞いた覚えはない。
いつも「肩こりひどいわー」が聞こえてくるし、耳に残る。

何気ない一言だけど〝楽しくて、つくってるねん〟って声が聞こえた。

だから、展示をみにいく側も楽しみになる。